人工授精や体外受精移植後に施術する不妊鍼灸3つのポイント

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急に決まった,何も準備してなかった…

それでも慌てないで,あきらめないで…できることをまずやっておくように心がけましょう。本当のところ当院も子宮内膜を意識した準備などいろいろしておきたいのですが,実際のところ急に移植や人工授精が決まってパタパタ予約を入れる方は結構多いのです。だけどせっかくこの日のために育てておいた卵子や受精卵ですから,大事に大事にあなたのお腹の中に迎え入れてあげましょう。

体外受精移植や人工授精時の鍼灸施術ポイント

  • 排卵日(予測日)
  • 排卵日から2~3日後に1回施術する
  • 排卵日から5~7日後に2回目を施術する

 タイミングや人工授精で精子と卵子が受精するときと,新鮮胚移植をするときと凍結胚の移植と着床の3つになります。この3つのうち少なくとも2回鍼灸施術を受けるようにしましょう。

ポイントは3つのうち2カ所

投稿 移植後の鍼灸施術 ポイントになるのは移植の周期のうち3か所です。人工授精やタイミングではaとc,体外受精の場合bとcのところで施術をしておくのが最低限のできることです。

a 排卵日予測日

 人工授精ではこの付近になるはずです。病院でAIHが済んだらそのまますぐ来院していただくか,おそくとも翌日にいらしていただきます。タイミング法なら翌日くらいでしょうか。排卵を促すのと,精子と卵子が出会うことができるように施術します。タイミングや人工授精をされた日と翌日は,お部屋の中で軽いストレッチをするなど少し体を動かしましょう。排卵を助けてあげるためです。次の施術のときはおよそ5~7日後の着床する時です。
 体外受精ですとこの日が採卵日になります。ですので移植の決定はこの時点ではわからないはずです。受精確認が翌日ですから新鮮胚移植なら早ければ翌々日になります。

b 排卵予測日から2~3日後

 新鮮分割胚ならここで移植になるはずです。まだ着床はせず,子宮内で成長してから孵化します。凍結胚移移植周期のシート法やスクラッチ,2段階移植の1回目もこの頃になります。
 自然に妊娠した場合で考えると卵管の中で分割しているときです。このとき受精卵は分割しながら子宮に向けて何らかのシグナルを出して、内膜に着床の準備をさせているそうです。詳しいメカニズムは判明していないようなのですが、シート法などをこのときにするのはこの説から成り立っているようです。
 したがって新鮮胚移植後も,この後に凍結胚を移植予定の方も鍼灸施術は子宮内膜を意識したものになります。全身の血液を養ってとくに骨盤内に向かう血流の改善を狙います。そうすることで子宮内膜をふかふかにし、子宮ミルクで潤った状態になれば占めたものです。

c 排卵日から5~7日後

 2~3日前に移植された新鮮胚は子宮の中で胚盤胞までに成長していて孵化し,ふかふかに潤った子宮内膜に着床の態勢に入るころです。凍結胚盤胞ならここで移植になります。子宮内膜はすでに準備が整っているので,あとはしっかりくっついてくれるかどうかです。人間のからだの中にはものを引っ付けたり固定させる力が備わっています。この力は筋肉や骨の関節をつなげたりする役割のほか,精子と卵子を引き合わせたり胚が子宮内膜に着床するのももちろんこの力によるものです。
 鍼灸施術はこの力を利用して子宮内膜に着床させるよう,めいっぱい引き上げてあげます。

その後

 その後1週間くらいして判定日をむかえます。病院によっては10~14日後と間があくところもあるので(凍結胚移植の判定の場合,たとえば山下湘南夢クリニックとメディカルパーク湘南では7日後,矢内原ウィメンズクリニックでは9日後,湘南レディースクリニックでは14日後…だったと思う),そのときはもう一度くらい施術を受けておくのがよいと思います。
 陽性判定(+)をもらえた場合当院では不妊クリニックから産院に移るころまで安胎の施術や軽いつわりのケアをしています。8週くらいまでは1週間ごとに病院で診察があり、その後2週間ごとの産科検診に移るので9~12週くらいで産院に移って卒業になることが多いです。
 人工授精や移植後の過ごし方は普段からされていることならばしていただいて構いません。お仕事や家事はもちろんのこと,ふだんからされている軽い運動や自転車をこぐことなら問題ないはずです(急な上り坂での自転車の立ちこぎとかは勘弁して)。イヌやネコなどのペット飼育やガーデニングをされている方は,触れたあとは必ず手洗いを忘れないでください。抗体ができ上がっていればよいのですが,この時期のトキソプラズマ感染は要注意です。

まとめ

  • 準備不足でもポイントをしっかりおさえて妊娠する確率をあげよう
  • タイミングと人工授精では,排卵日とその5~7日後の2回
  • 体外受精移植では排卵予測日から数えて2~3日後と、5~7日後の2回
  • 排卵日は精子と卵子が確実に出会えるようにする
  • 排卵予測日から2~3日後は子宮内膜を調整してあげるような施術
  • 排卵予測日から5~7日後は内膜にしっかり着床することを狙った施術をする
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体外受精移植や人工授精を2回の鍼灸施術でフォロー

体外受精の新鮮胚移植や人工授精は,日程をよむのが難しく急に決まるときがよくあります。

 卵胞の成熟や子宮内膜の肥厚がゆっくりなとき

 採卵・月経周期が安定せず排卵予測日が掴みにくい

 受精確認後に新鮮胚移植をすることになった

 ふだんからからだのケアをあまりしていないため急に心配になった

…などなど,こんな時でも投げたりしないでできることをやっておきませんか。
藤沢市の不妊鍼灸「はり・きゅう院Saras湘南」は,急な時でもできる限りご案内しています。
下のボタンより詳しくご説明しておりますので,まずはご覧になってご連絡ください。
お待ちしております。


人工授精や急に決まった移植

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